自然に優しいものでお掃除、お洗濯
自然に優しい掃除の友
上の写真は、私が最近掃除に使っているものです。左から、重曹、炭酸ナトリウム、過炭酸ナトリウム、クエン酸です。
掃除用洗剤の、刺激物っぽい強い匂いがどうも苦手で、何かもっと自然に優しいものは無いかと色々調べてみたところ、このようなものに落ち着いています。
重曹はオーストリアではドラッグストアで売られていないようなので、薬局で買っています。(「Speisesoda」くださいと言うと大丈夫です)
他のものは、ドラッグストアや、オーガニックショップで購入しました。いずれもそれほど高くない上、長持ちするので一袋買うと随分長く使えます。
重曹(炭酸水素ナトリウム)
研磨作用・・・重曹は粒子が細かく、クレンザーとして使えます。
中和作用・・・重曹は弱アルカリ性です。酸性の油汚れを中和させて汚れを落とします。
消臭作用・・・気体、液体を吸収する作用があるので臭いの脱臭、消臭効果があります。
発泡作用・・・酸性(お酢)と混ざると発泡します。排水管などの掃除に利用できます。
軟水作用・・・水に溶かすと水が軟水になります。洗濯の際に汚れ落ちが良くなります。(こちらより引用)
家にあると安心する掃除の友第1位です。私は、主に研磨作用を利用して、シンクや浴槽の汚れ取り、発泡作用を利用して、トイレそうじなどに利用しています。
そして、軟水作用を利用して、お風呂のお湯や、足湯をするときのお湯に混ぜて使ってもいます。
あ、勿論、ベーキングパウダーとして使うことも。そして、食べ過ぎて胃が苦しい時も少し飲むとすぐ楽になります。
色々な方面で使えて、まさに万能です。
炭酸ナトリウム
炭酸ソーダとも言われるこの物質は、phが高く、家庭用アルカリ剤の中ではもっとも強力なのだそう。
油をある程度乳化することができるので、皮脂汚れや血液の汚れなどに有効。ただし、アルカリが強いので、ゴム手袋をして扱うこと。
この商品の袋には、大さじ2,3を5リットルの熱湯と混ぜて「哺乳瓶、水筒、木製のヘラなどの匂い取り、鍋などの油汚れ」に。また、ひどい汚れの作業着や、テーブルカバー、ベッドカバーなどに、大さじ1,2を湯10リットルと混ぜて使うという方法、更には、木製の塀や壁、ドアなどの掃除に使う方法も説明書きとして紹介されています。
注意!)アルカリに敏感なもの(大理石、ウールなど)には使えません!
過炭酸ナトリウム
酸化力があるので、漂白剤、除菌剤、消臭剤として使われる。私は、茶渋取りに主に使っていますが、ふきんなどの漂白もこれでできるよう(絹・毛はダメ)です。
洗濯にも使えるようです。
こんな記事も発見しました
クエン酸
クエン酸は酸性なので、アルカリ性の汚れを中和します。湯沸し器や、やかんのカルキ汚れは、これを小さじ1くらい入れて、一度沸かせばあっという間にぴかぴか。
ガラスコップもクエン酸を溶かしたお湯につければぴっかぴか。シンクのカルキ汚れにも、私は直接ふりかけてスポンジでゴシゴシこすって落としています。
とにかく気持ちよくすっきりと汚れが落ちるので、やみつきになります。
また、トイレ掃除にも重曹と組み合わせて使っていますし、洗濯の際の柔軟剤代わりとしても使えます。
リンス代わりにもOK。これらの用途にはお酢も勿論使えるのですが、お酢には独特の匂いがあります。クエン酸には匂いがないので、その点も気に入っています。
洗剤や柔軟剤
こちらには、洗濯用洗剤として、「白いもの用」「黒いもの用」「色もの用」がある上、ウール、絹用、おまけに、カルキ分が多い水を中和するための洗剤補助剤などなど、様々なものがあります。
私は以前は、そういうものをいちいち揃えて、まるで科学実験でもするかのように洗濯機に様々な洗剤を入れて洗濯していました。
その作業が楽しいと思ったことも実はあったのですが、洗剤だけに多くの場所がとられるのを疑問に思うようになり、洗剤がなくなったら補充せずに、少しずつ減らしてきました。
そして、ウオッシュナッツに出会ってからは、普通の洗濯はそれメインで、柔軟剤にはお酢やクエン酸を使うようになりました。
残っている柔軟剤(それでもオーガニックショップで買ったエコな柔軟剤なんですけど)を処分しようとは思っているものの、やっぱりもったいなくて、たまに使うのですが、その匂いの強さに、最近は余計に敏感になっているので、その柔軟剤ももしかしたらそのうち捨ててしまうかもしれません。。。