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欧州生活サブノート

オーストリアでの暮らしできになることをまとめています。

耳の帯状疱疹と顔の神経麻痺で入院してみて

まだ入院生活が終わってはいないのだけれど、人生で初めて入院してみての感想を記録しておきたい。

 

私は小さい頃から割と健康で、遊んでいて骨折したことくらいしか、病院で手術をした経験もないし、入院したこともなかった。

とは言っても子供の頃は人並みにインフルエンザにかかり、風邪もたまにひいていたと思う。

でも、そのくらいで、特別どこか持病があるとか、そういうことはなかったので、自分は健康体だと思っていた。

 

しかし、今回10万人に20人とも言われる、ちょっと珍しい病気を患ったことで、私の自分の体への自信はちょっと揺らいでしまった。

 

この病気にかかる前までの私は、勿論こういう病気があることは知らなかったし、しかも、麻痺とかいうのはどちらかというと年をとった人が、脳梗塞などでなることがあるのかな、という考えしかなかったので、今回のこういう顔面神経麻痺が、実は年齢を問わずに起こることを知り、これまで何事もなく生活できてきていたことが実は幸せなことだったのかもしれないと改めて思った。

 

今のところ、私の顔の麻痺はそれほど重いものではない。過去にこれを患ったことがある知人が、私の顔をみて、「想像していたより全然良い。自分はもっと進んだ症状だった」と言ってくれたくらいだ。

 

しかし、そうは言っても、ウインクはきれいにできなくなっているし、口に空気を入れると空気が漏れる。口笛もきちんと吹けない(まぁ口笛はもともと苦手だったのだが)。

いーっと歯を見せると、唇が曲がっているし、おーっと口を大きく開けると、これもまた口が不自然に曲がっている。

 

この状態が、この後果たしてどこまで回復するのか、正直不安でいっぱいだ。

しかも、私は人前に出るという職業柄、これはもう死活問題。

 

顔の神経が普通に働いてくれることって、こんなにもすごいことだったんだ、とこの病気にかかって改めて思う。

 

後今後のことで気になるのは、今回の治療を通して摂取した大量の薬品のこと。

病院でこの治療を受けたことに関して、後悔はゼロ。私にはこの方法しかなかった。

大量のステロイドの点滴は、私の体にとって大きな負担になったことだろうし、この化学物質が抜けてしまうまでにどのくらい時間がかかるのか、例えば近い将来妊娠を望むとして、問題はないのか、とかいろいろ。

 

後は、病院で24時間体制で働いてくださっている沢山の方々への感謝の気持ち。彼らにとっては、ごく当たり前のルーティンワークなのかもしれないけれど、私のとっては、この国でこんなに全て上手く機能していることにまずびっくりしたし、食事やインターネットサービスなどの充実具合にも驚かされた。

それも、ここは公立の総合病院なのだ。公立でこんなに気持ちよく滞在できるのってすごくないか?!

 

とはいっても、私は日本で入院経験がないので、比較のしようがないのだけれど。

 

とまぁ、いろいろと勉強になった入院生活。

入院した5日前から比べると、上の歯だけ見せて笑う分にはあまり普段と変わらないくらいになって、多分、私の病気のことを知らない人が私を見たら、顔面麻痺中とは一見わからないかもしれないくらいになった。

少しの変化だけれど、私にとっては大きな大きな変化。

 

退院してから、あとは薬を飲みながら治療は続くわけだけれども、なんとか以前同様の笑顔に戻れるように前向きに頑張りたい。 

 

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